【日本】ビックマック指数について
皆様!
YUTAWORLDと申します!
貴重なお時間を割いて下さり有難う御座います!
1. はじめに
このブログは、皆さんが意外とよく知らないイラン・イスラム共和国という馴染みの無い国を体当たりでご紹介していくものです!
また、今まで50カ国ほど旅してきた旅好きですので、僭越ながら世界中の観光スポットや旅で役立ちそうなノウハウなどを写真や動画も駆使しながら紹介させて頂きたいと考えております!
更に、一応ビジネスマンではありますので、自己啓発含めた海外ビジネス奮闘記たるものも入れていこうと思っております!
2. 今回のテーマ「ビックマック指数について」
先日インドネシア人の知人が東京に遊びに来たのですが
皆、東京の食事が安くて美味しいことに驚いておりまして
そこで彼らもよく知るマクドナルドに入って「ビッグマック指数」について語り合いました
偶々購読している著名人のメルマガ「未来研究所」と完璧に被る内容でしたので
自分の言葉も網羅しながら紹介させて頂きました
イギリスの経済専門誌「エコノミスト」によって1986年9月に考案されたと言われている「ビッグマック指数」は
マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較することで得られる各国の本当の経済力を表す指数として知られています
ビッグマックは、ほぼ全世界でほぼ同一品質の商品が販売されます(実際には各国で多少異なるが)
それゆえ、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金などで様々な要因を元に単価が決定されるため
「ビッグマック指数」が各国政府発表の数値とは異なる実体経済を映し出す真の購買力と言われてきました(比較しやすいと言われてきました)
昨年夏に発表された世界の「ビッグマック指数」を見ますと
米国624円にたいし日本は390円と大きな差があります
世界でもっとも高額なビックマックを提供しているのはスイスの712円ですが
タイ415円、韓国412円、コロンビア401円、スリランカ396円と
現在の日本の実体経済や現在の購買力はこれらの国よりも下に位置し
驚くことに382円のホンジュラスと肩を並べています!
その上、平日10:30-14:00のバリューランチだと、ドリンクがついて400円
米国人ならずともほとんどの海外渡航者から見ると驚きの価格となるわけです
ただし
急激に発展した発展途上国においては一部の富裕層にマクドナルドが狙いを定めるので
ビックマック指数は先進国や新興国のみ当てはまる概念だと思っていますが
それより一番のポイントは
本当の日本の価値と日本円が見合ってないことがビッグマック指数から明確に表れています
また、同じビッグマックでも
米国のビッグマックより日本のビッグマックのほうが「身体に悪い」ことが有名です
「身体に悪いもの」としてこの数年よく耳にするようになった「トランス脂肪酸」ですが
2003年には世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が「総摂取エネルギー量の1%未満」という国際基準を設け
2006年にはアメリカでも商品パッケージへの含有量表示を義務付けられたことにより
アメリカにおける加工食品への使用量は86%も減少しました
当然、米国のスターバックス、マクドナルド、KFCなどのファストフードチェーンは
(顧客から訴えられないように)米国内ではもうトランス脂肪酸を使用していませんが
日本のマクドナルドはいまだ使用を続けているようです
米国では法律と条例により2021年までにトランス脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニング等の油が
食品市場から完全に消えることに決まっているそうですが
日本では厚生労働省が規制しておらず表示義務すらありません
よって、良心的な製法で作られた商品が差別化できず、低品質・低価格しか競争の軸がないため
特に海外ゲストは「日本の食べ物は、安価でも美味しい!」と、感じます
言い換えれば
他国では違法となる低品質なものを許容することによって
情報弱者から(金銭および健康を)搾取する安さがデフレの本質でもあるのです
以上
少し暗いトピックとなってしまいましたが
ビックマック指数が見えるデフレと不健康について語らさせて頂きました
こんなブログをマクドナルドの100円コーヒーを飲みながら書かせて頂きました(苦笑)
最後まで読んで下さり有難うございました!