【旅】バンコクより近況報告
更新が大変遅れておりまして誠に申し訳御座いません
イランの原油輸出が完全に禁止されようとしており
イラン国内で深刻な水害が起きており
書きたい事が山ほどあるのですが
イスタンブールの新空港でパソコンを開かせないネット環境や
怒涛な移動スケジュールに直面しておりました
近況を説明させて頂きますと
中東情勢のトンネルを潜り抜ける日々を過ごしておりまして
「何故イランから?」という恒例の入国審査による問いに疲れ切っている次第です
どんな国かと申し上げますと
まずエジプト
1979年に生じたイラン・イスラム革命後 (注:本ブログで分かり易く解説しております)
イラン最後の国王パーレビはエジプトに亡命しました
経済的支援が大きいサウジアラビアやUAEなど湾岸諸国によるイラン排除の動きに同調しております
そしてオマーン
米国・イラン関係修復の仲介役とも言えるこの国は
一部からカタールに次ぐ国交断絶候補と言われております
昨今の原油安による悪影響で
フィッチによるソブリン(国)格付がガクッと下がったことにより
投資家の貸し渋り、利息が高いことで借りられない状況が続いており
経済を大優先しなければならない状況下
如何に今の中立的立場を維持するのかが大事と言えるでしょう
次にトルコ
エルドアン大統領になってからは
反米国として手を組み関係が益々良好であり
2018年11月からの米国による経済制裁が発動されても両国の国境付近で凡ゆる取引が成されており
イランにとっては非常に大事なパートナー国であります
余談ですが
中東全域の日本レストランに行きましたが
イスタンブールのUDONYAはコスパ的に一番お勧めで御座います
次にドバイ
世界銀行の推計によると
2013年時のイラン系住民は40万人程 (全体の5パーセント)
両国の間を行き来する小船が色んなモノ・サービスを運んでいる状況下
サウジアラビアによるイランとの国交断絶に同調している国であり
近年イラン向け金融取引が極めて厳格化しており
イラン航空会社マーハーン (注:内戦下のシリアに向けた武器や兵員の輸送を行ったとして、米国独自の制裁対象に指定済)が
ドバイを行き来するのが幻想と変わるのか分かりません
最後にバンコク
甘いタイアイスコーヒーを飲みながら携帯でブログ更新しております
昨晩に友人と「アジアの未来」についてお猪口を握りながら真剣に語り合ったものの
御決まりの怒涛な飲み会へと変わりまして
二日酔いを直している最中です
朝から晩までタイ古式マッサージやアロマエステ施術を受けておりますと
デトックスによって寿命が伸びている感覚に浸ります
中東諸国のカオスな環境から全く利害関係のない平和な場所に移りましたが
数日したらジョージア🇬🇪という日本人が殆ど行かない国に移動する為に
歩く為の足を重点的にメンテナンスしております
さて
このような話を昨日バンコク市内の美容師さんに話していたら
最近バンコクでは「ノマドキャバ嬢」という人達が非常に増えているらしく
VISA無しで90日ギリギリまで滞在し
期限切れる前日にノマド(遊牧民)として同じグループ店がある他国へと渡り働くそうです
最後の日に必ず美容室に来るらしくヘアメンテナンスを行うそうです
どちらも似たようなライフスタイルですね(笑)
しかし
今は人類が格安で大移動している中
人類の歴史を鑑みて時代の先が見えている人達は
同じ人間という括りでコミュニティーを形成して所謂〝鎖国〟へと移っていくと考えています
それはアフリカの大自然を目の前に語った世界的エリートの言葉でした
いずれ高所得者層だけが生み出す平和で豊かな人工国、まるで進撃の巨人のような壁が誕生するかもでして
こんなタイタニック号に乗船する為には強力な金なり階級なり世界中の人脈が無いと不可と考えられており
そんな大人なネバーランドは何年後に誕生するのだろうかと妄想に浸りながら
美しいボツワナのサファリで撮った写真で本ブログを終わらせて頂きます
日本もバンコクのようにこれから暑くなると思いますがくれぐれもご自愛下さい
最後まで読んで下さり有難う御座いました!