【イラン】テヘランのスーパー銭湯について
皆様!
YUTAWORLDと申します!
貴重なお時間を割いて下さり有難う御座います!
1. はじめに
このブログは、皆さんが意外とよく知らないイラン・イスラム共和国という馴染みの無い国を体当たりでご紹介していくものです!
また、今まで50カ国ほど旅してきた旅好きですので、僭越ながら世界中の観光スポットや旅で役立ちそうなノウハウなどを写真や動画も駆使しながら紹介させて頂きたいと考えております!
更に、一応ビジネスマンではありますので、自己啓発含めた海外ビジネス奮闘記たるものも入れていこうと思っております!
日本在住の皆様!
いかがお過ごしでしょうか?
東京にいる知人より、日本は段々と寒くなってきたと聞いておりまして
東京の気温が10〜18度である一方
テヘランの気温も5〜13度を行き来している状況です!
一般的に砂漠しかないと思われているであろうイランは
テヘランを例に挙げれば本州と緯度がさほど変わらないので四季がしっかり存在しております!
テヘラン北側にそびえ立つ3000m級の山々にはすでに雪がかかっておりまして
こんな感じですっかり冬モードに突入という感じです!
さて
冬が近くにつれて日本人が恋しくなるのはズバリ「温泉」でしょう!
実はテヘランから北に数十キロ車で行ったところに温泉地帯がありまして
皆でヴィラを貸し切って天然温泉を楽しむことが出来たりします!
しかし、テヘラン市内で温泉らしいスパを楽しむことも出来ます!
それこそテヘランに唯一存在するスーパー銭湯「HANA」
イラン人が日本のスーパー銭湯を見よう見まねで再現したものなので
面白おかしい要素が少なからずあるのは事実なのですが(笑)
それでも日本という祖国に暫し帰った気分になれるので自分は非常に感謝しています!
ちなみに
午前〜午後が女性、夕方〜夜が男性による利用と決められているように
イランでは男女が一緒にスパだったりジムだったりプールだったり肌を露出する場所を共有することは禁じられております
前回のブログで紹介したサッカー観戦も別々だったり(元々女性が観戦することは禁じられていた)
バスなど交通機関でさえも、前方車両は女性、後方車両は男性、と区別されたり
イスラム教ならではの文化が根強くあります
それでも若いカップルが派手なファッションで普通に手を繋いで仲良くデートしている光景は全く珍しくないものでして
サウジアラビアとかですと、女性は目しか出せず、さらに自分の旦那以外の男性との会話・接触が一切許されません
イスラム教の国でも規律の厳しさがこのように異なります
さて、話が少し逸れましたが、
さっそく先頭の内部を見てきましょう!(写真は特別許可得ました!)
こちらが入り口です!
テヘランの街中でいきなり和の建物が出てくるので、違和感は相当あります!
中に入りますと早速着物が貴方様を迎え入れます!
受付はこんな感じです!日本から色々持ってきたんでしょうね!
気になるのはこの「World Luxury Spa Awards Nominee 2017」
ネットで調べると斯様な団体はしっかり存在および活動していました!
世界中の素敵なスパが評される中でノミネートされるぐらいですから純粋に凄いです!
こんな可愛らしいキャラクターもさりげなく置いてあります!
受付で手続きを済ませるとメインフロアになります!
奥に行きますと「いらっしゃいませ」があります(笑)
ロッカールームです!リストバンドで開くシステムが導入されています!
日本のスーパー銭湯と比較してさほど劣らない備品ですよね!
日本に無い要素としては、この写真に写っているイラン人スタッフらがタオルを持ってきたり細かいケアをせっせとしてくれます!
温泉内は水着着用がルールとなっておりまして
濡れた水着を脱ぐと、彼らがさっと乾燥機に持って行ってくれて返却してくれます!
さて
肝心の温泉はどうかと言いますと(写真不可でしたのでホームページから)
こんな感じです!
一見プールの様に見えます!
水温は大変残念ながら少しぬる目です(苦笑)
ただ温泉の素が入っているようで、それぞれの浴槽に効用が示されています!
またサウナと水風呂もありますし、違うフロアには岩盤浴もありました!
温泉から上がった後に食事が出来るよう和食レストランも併設されています!
ここは接待などに使うのに非常に適しているかもしれないですね!
食事のあとは身体全身をマッサージチェアでほぐします!
以上、ざっくりとテヘランのスーパー銭湯「HANA」をご紹介させていただきました!
お値段はというと日本円でおおよそ2000円くらいでして(2018年11月現在)
イラン人にとっては結構高価なものですので
イラン大手企業・海外大手企業のビジネスマン、外交官のお客様が殆どだそうです
それでも沢山のイラン人が浴槽で気持ち良さそうな顔しているのを見ると
11月以降、本格的な米国による経済制裁が発動されたものの
特に高所得のイラン人はまだ殆どその悪影響を受けていないと感じます
他方、前年同期比でインフレが40%近くとなっている今日この頃でも
低所得者による大規模デモなどは一切起きていないのが実態です
この不気味な静けさは何なのでしょうか?
今度は中流階級であるイラン人宅にお邪魔した時のことをブログに載せようと思っています!
最後まで読んで下さり有難う御座いました!