【イラン】ノールーズについて
皆様!
YUTAWORLDと申します!
貴重なお時間を割いて下さり有難う御座います!
1. はじめに
このブログは、皆さんが意外とよく知らないイラン・イスラム共和国という馴染みの無い国を体当たりでご紹介していくものです!
また、今まで50カ国ほど旅してきた旅好きですので、僭越ながら世界中の観光スポットや旅で役立ちそうなノウハウなどを写真や動画も駆使しながら紹介させて頂きたいと考えております!
更に、一応ビジネスマンではありますので、自己啓発含めた海外ビジネス奮闘記たるものも入れていこうと思っております!
2. 今回のテーマ「 ノールーズについて」
日本の皆様は花粉と格闘しておりますでしょうか?
実は日本に10日間ほど帰国し大変充実した日々を過ごさせて頂きました!
ただ桜が咲く時期が到来する前にイランに戻るというのが非常に残念でした
さて
あまり知っている方はいらっしゃらないと思いますが
看板に「東松山-テヘラン-ラスベガス」と記されておりますので
ご興味ある方は是非見て笑ってあげてください(笑)!
イランと米国の組み合わせがシュールというか我が国の中立的立場を示しています(笑)!
テヘランも東松山市と同じように徐々に暖かくなってきておりまして
山の景色に緑が戻り、風も吹くようになり
冬の大気汚染が嘘のように、綺麗な空気が蘇ってくる最高の時期であります!
イランはなんとこの素晴らしい時期に「新年」を迎えます!
イランでは新年を「ノールーズ」と呼んでおりまして
3月21日が元旦となります!
疑問に思う方がいらっしゃると思いますので説明いたしますと
12月31日〜1月1日が年末年始というのが世界共通のカレンダーですが
これはグレゴリオ暦というものに従っているものでして
我々の認識している西暦は現在2019年ですが
イランでの西暦は現在1397年です(笑)!
実は同じイスラム暦を採用しているイスラム国家:サウジアラビアは
世界と足並みを揃えるという意図で
2016年にイスラム暦から我々と同様のグレゴリオ暦に切り替えました
キリストとイスラムの起点という違いがありますので
厳格なイスラム国家のサウジアラビアもよく取り入れたと思います(笑)
しかしこの背景には
サウジアラビアは石油に依存する経済を立て直す為の改革プラン「VISION2030」を掲げていますが
これをイスラム暦にすると「VISION1451」となってしまうので
サウジ記者殺害で話題となったサルマン皇太子(当時副皇太子)が
「1451は覚えにくいし世界に発信するにはインパクトが薄い」という理由で
単純にネーミングが気に入らないということで決めたのではないかと勝手ながら思っています!(笑)
余談はさておき本題であるイランの元旦「ノールーズ」に戻しますと
日本のように寒い日に新年を祝う必要はなく
1年でもっとも気候が良い春の到来を感じながら家族で過ごします
お年玉があったり大掃除したりお供え物があったりするので、日本となんら変わりません!
3月21日を待たずして殆どのイラン人が3月16日くらいから休みモードに突入し
4月5日くらいまで長期休暇を取得します
他方、我々のような海外ビジネスマンはこの時期がもっとも忙しくなると認識されております
長期休暇に入る前に一仕事終えたイラン人がドカンと大量の仕事を投げて来る可能性があるからです(笑)
それに怯えてもキリがありませんので
私YUTA WORLDも都合良くイラン人になりきった気持ちで長期休暇を取得することとし
2週間ほど南アフリカ・ボツワナ・ジンバブエを放浪する事と致しました(笑)!
1年で一番良い時期に新年を迎える国、イラン
日本もわざわざ寒い時期に新年を迎えるのではなく
桜が咲く時期に新年を迎えるような暦に切り替えても良いのではないかと思いますが
サウジアラビアと同様に国際社会と共存していくには難しいでしょうね
最後まで読んで下さり有難うございました!