【イラン】米国によるカタール投資について
皆様!
YUTAWORLDと申します!
貴重なお時間を割いて下さり有難う御座います!
1. はじめに
このブログは、皆さんが意外とよく知らないイラン・イスラム共和国という馴染みの無い国を体当たりでご紹介していくものです!
また、今まで50カ国ほど旅してきた旅好きですので、僭越ながら世界中の観光スポットや旅で役立ちそうなノウハウなどを写真や動画も駆使しながら紹介させて頂きたいと考えております!
更に、一応ビジネスマンではありますので、自己啓発含めた海外ビジネス奮闘記たるものも入れていこうと思っております!
2. 今回のテーマ「米国によるカタール投資について」
前ブログで予想しました通り
あれからイランでは世間を脅かすような出来事が色々起きてしまいました
他方で
昨日は米国とカタールが米国内にて
大型石油化学プラントの建設計画を進めることが決定されました
トランプ大統領が署名式に立会っている写真を見ると政治色が極めて強いです
本計画の総投資額は凡そ80億ドル
CPChem(シェブロン一派)が51%、QP(カタール国営石油会社)が49%を出資
最終投資決定(FID)を2021年までに行い
2024年の設備の稼働開始を目指すといった国家間プロジェクトであります
米国に投資を呼び寄せたいトランプ大統領は嬉しくて仕方が無いでしょう
実はこれと全く同じ組み合わせで
先月カタール国内に同じ大型石油化学プラントを建設する計画が報じられました
米国とカタール間でgive and takeのやり取りがあったのでしょう
今の石油業界では
オイル to ケミカルという用語が流行っています
つまり、EV(電気自動車)や中間所得者層が大きく成長する時代が到来する中
代表的にはプラスティック製品の原料を生み出す石油化学プラントへのニーズが極めて高いのです
トランプ大統領はビジネスマンですので
このトレンドに米国が遅れないよう危機意識をしっかり持っており
自ずと情勢不安を生み出している中東地域でも着実にしっかり種を植え付けている訳であります
つまりトランプ大統領は中東市場を間違いなく魅力的なマーケットと捉えており
イランと戦争してホルムズ海峡を危機状態とさせるのは考えられないというのが分かります
更に天然ガスが豊富なイランともいつかビジネスがしたいでしょう
ただ脅しが全く通じないイラン相手に
マウントポジションが取れず手こずっています
今帰国中の私は日本の満員電車を避けるべく早起きし
そんな事を考えながら通勤しております
これこそ正に戦争状態であります(笑)
最後まで読んで下さり有難う御座いました!