【イラン】安倍総理のイラン訪問の成果について
皆様!
YUTAWORLDと申します!
貴重なお時間を割いて下さり有難う御座います!
1. はじめに
このブログは、皆さんが意外とよく知らないイラン・イスラム共和国という馴染みの無い国を体当たりでご紹介していくものです!
また、今まで50カ国ほど旅してきた旅好きですので、僭越ながら世界中の観光スポットや旅で役立ちそうなノウハウなどを写真や動画も駆使しながら紹介させて頂きたいと考えております!
更に、一応ビジネスマンではありますので、自己啓発含めた海外ビジネス奮闘記たるものも入れていこうと思っております!
2. 今回のテーマ「安倍総理のイラン訪問の成果について」
まず本題に入る前に
前回のブログで記しました通り
私が予想しておりました大きな事態が発生してしまいました
ホルムズ海峡付近で日本などのタンカー2隻に対する攻撃がありまして
真相は未だ誰にも分からないので第三者調査機関による介入が必要とされております
更なる緊張感を与える事態が間違いなく生じると考えております
さて
この事態の黒幕は一体誰なのでしょう?
候補として3プレイヤーが挙げられます
1. Bチーム
米国ボルトン補佐官とイスラエルのネタニヤフ首相、サウジアラビアのサルマン皇太子で構成されていると噂される通称「Bチーム」
イランが勝手に名付けている名称なのですが
合理的なトランプ大統領は、選挙キャンペーン前に戦争を起こして多額の人的及び経済的コストを掛ける方針など毛頭無いですが (彼はイラン核合意の見直しが最大の目的)
他方
Bチームはトランプ大統領をイランとの衝突に駆り立てていると従来から噂されています
イランの事が大嫌い且つ怖いサウジアラビアやイスラエルとして(米国の軍需産業の立派な貢献国)
米国が彼らに代わってイランを叩いてくれるのは嬉しくて仕方無いでしょう
米国の歴史上のやり方「犠牲に伴う復讐の正当性」という陰謀説を鑑みますと
今回のケースが極めて類似していることで疑われるのは残念ながら致し方無いかと思われます
2. イラン保守強硬派 (革命防衛隊)
次に疑われているのが「イラン保守強硬派(革命防衛隊)」
彼らはハメネイ最高指導者の指示を忠実に従い
イスラム体制を死守(防衛)、及び、イスラム体制を崩そうとする国を抹殺するスタンスを持つ連中です
イラン核合意を進めてきたローハニ大統領やザリーフ外相のような
外交重視な改革派の連中と意見が合わない場面もあったりして
イラン保守強硬派 VS イラン改革派 の構図が浮き彫りとなるケースが生じたりします
詳しくは下記ブログを見ると御理解頂けるかと存じます
【イラン】ザリーフ外相の辞任騒動について - 34歳イラン事務所長のブログ
ただし
この連中が本件に関与していない可能性が高い理由としては
自分達の大ボスであるハメネイ最高指導者が安倍総理と平和的な会談をしている状況下
まさか会談をぶち壊すような身勝手な行動には出ないと思います (ハメネイ最高指導者が裏で指示したとも到底思えず)
米国が今回の騒動にて
攻撃されたタンカー横に接近した小さな船が作業をしている様子の映像を見せつけ
この小型船はイラン海軍 or 革命防衛隊によるもので、不発だった爆破物を回収していると主張していますが
こんなバレバレな動きをするほど革命防衛隊の脇は甘くないはずと考えられます
3. イエメン武装組織 「フーシ派」
5月にサウジアラビアの首都リヤド郊外の原油パイプラインに攻撃を与えた武装組織です
フーシ派はイラン指導部と同じイスラム教シーア派の組織なので同国と関係が深く
イエメン内戦でサウジ主導の連合軍と日々戦っています
この内戦には米国の軍需産業の発展や、石油輸送ルートの拡大等の陰謀説が数え切れないほどありますが
いずれにせよ結局は上記2.と同様に
資金を提供してくれているイランの指示無しに
日本との平和的な会談中にイランの最高指導者の顔に泥を塗るような事はしないだろうというのが一般的な見解です
以上
敢えて斯様な複雑めいた内容を書いた理由と致しましては
安倍総理のイラン訪問前にブログに記しました通り
【イラン】安倍総理のイラン訪問について - 34歳イラン事務所長のブログ
我が国日本が複雑めいた中東情勢に飛び込んだというのを強調したかったからであります
ようやく本題に入ります
結局、米国とイランによる対話は実現することが出来ませんでしたが
安倍総理によるイラン訪問の成果は以下と個人的に考えております
「イランは想像以上に頑固且つしぶとい国であり、今後の仲介役の荷は極めて重いという現実をしっかり学ぶことが出来た」
これが果たして成果?というのは解釈の世界かとは存じますが
我が国日本は複雑めいた中東情勢に更なるスポットを当てて学んでいかねばならないでしょう
引き続き中東情勢を見ていきたいと思います
それよりもっとイランでのプライベートライフに焦点を置きたいのですが (苦笑)
最後まで読んで下さり有難うございました!